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アイドルだって恋しちゃいます!【アイナナ】R18禁

第4章 ネコ耳/九条天


「あとできっちり仕返しはするから」

「仕返しって?」

「こっちの話。凛は気にしなくていいから」


なんか天怒ってる?


「それよりも手錠……外してくれる?」

「手錠?」


肉球の手袋ばっかり見ていたから天が手錠されてるのに、気付かなかったよ。

あれ?
でも……


「鍵はもらってないよ」

「ボクの首を見て」

「あ……ぶらさがってる」


首にぶらさがってる鍵を取って手錠の鍵穴に入れようとしてふと、気付いたんだけど。


「ねぇ、天」

「なに?」

「手が自由になったらさ」

「うん」

「ネコ耳……取っちゃうの?」

「もちろん」

「えー?!」

「なに?」



写メ撮りたい!!
……とは言えない状況だよね?

だって天怒ってるもん。


「何でもないよ……」

「クスッ……いいよ」

「え?!」

「今日は凛の誕生日だから特別をあげるよ」

「天……」


肉球付きの手袋越しで頬を挟むように触れてくるなんて……
(反則技だよー死んじゃう!)

天が可愛いし、優しいし、もうっ
ヤバい!!
それしか言えないよ。


楽さん、龍さん、素敵なプレゼントをありがとうございます!!


幸せすぎていつ死んでもいい!!!
(……マジで鼻血ふきそう)
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