第6章 きっとこれは恋
Aside
思わず松潤を突き飛ばしてしまったけど、嫌だからではなかった
ただびっくりしただけ
M「ご、ごめん…」
「い、いやー、びっくりしたなぁー、…はははっ…」
だけど何て言ったらいいのかわからなくて
「どうしたの?松潤、俺のこと女の子に見えちゃった?(笑)」
なんてまた作り笑顔でふざけたように聞いてみる
でも
M「また、無理して笑ってるでしょ」
やっぱりお見通し
「どうしてわかっちゃうんだろ…俺、もっとみんなに心配かけないように頑張らなきゃなー」
そう言ってみるけど、もう限界だった
疲れやストレスでどうしたら良いかわからなくて、家の中でも落ち着いていられなかった
M「頑張らなくていいんだよ、俺にぶつけて?全部受け止めるから…」
そういって優しく抱きしめてくれた
松潤の言葉がうれしかった
気付いたら俺も腕を松潤の背中にまわしていて、しがみつくようにして泣いていた
泣き終わるまで松潤は付き合ってくれて
落ち着いたと思ったらふと思い出した
A・M『収録!!!!!』