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小さな物語【気象系BL】
第5章 ホントはね?
Nside
翔さんの様子がおかしい
いや、理由はわかってる
俺が寂しい思いをさせてしまってるんだ
翔さんの手は少し冷えていた
何か思い詰めているような顔をしてる
いつもならこういう日は何も言わず、風呂に入って、寄り添って眠るだけなんだけど
今日は伝えるって決めたから
俺たちは沈黙のまま玄関までたどり着いた
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