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小さな物語【気象系BL】

第4章 そばにいてね



Aside

「ん…」

目が覚めると少しスッキリしていた
おでこが冷たいと思ったら冷えピタが貼ってあった

「しょーちゃーぁん?」

呼んでも返事がない…


帰っちゃったの?


急に心細くなってきた…

来てくれたのに俺が寝ちゃったから?
気を使ってくれたのかな…?

「…ふっ…くっ」

寂しい…翔ちゃん、戻ってきてぇ…

悲しくなって涙が溢れてくる


すると


ガチャ…


静かに玄関が開く音がした

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