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小さな物語【気象系BL】

第21章 honey lemon



Aside

ことの発端は、数分前…

?「おはようございます!今日はよろしくお願いします!」

爽やかな笑顔で楽屋に挨拶をしに来た女の子

いま売り出し中のモデルさんで、今度ドラマに出ることになったらしい
その番宣で俺らの番組に出るから、その前に挨拶に来てくれた


5人「よろしくね〜」

俺らは営業スマイルでその子に答える

そしてその子はもう1回頭を下げて、笑顔で出ていった

そこまでは良かった

けど、

「あの子、いい子だよね」

何気なく言った言葉

S「へ〜、タイプだった?」

それが、

「へっ?」

M「なにその間抜けな声(笑)」

S「あ、図星か?(笑)」

「ちっ、ちがうよ!」

俺は必死に否定しながら、そっと和の顔を見た


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