第20章 うちのMJ
Nside
潤くんに抱え上げられ、ベッドまで運ばれる
寂しかったのは本当のこと
たった1日会えないだけで、こんなに寂しいなんて思ってなかった
今まで家で1人なんて当たり前だったし、その方が楽だった
けど潤くんと付き合い始めてからは、
側にいるのが当たり前で、どっちかが泊まりで会えない時は
寂しくて死んでしまうかと思った
うさぎかよ!とか自分でツッコミを入れて見たけど
強ち間違いではなさそうだ
まあ、うさぎって言うよりは …
M「ん?どうした?」
ベッドに降ろされたものの、潤くんは何もしてこない
「え、だって…」
M「だって何?和が誘ったんだろ?お前が何かしてくれんじゃないの?」
うさぎというよりは、
「う…うん、わかった…」
従順な飼い犬