第18章 heal your...
Sside
この気持ちに気がついたのはいつだっただろう
気付いたらずっと目で追っていた
優しくて、いつも一生懸命で、
彼がいたから、どれだけ忙しくても頑張れた
「松潤…」
M「どうして来たの…?さっきの話…」
不安そうに俺の顔をみた
「うん、聞こえてたよ」
そして、申し訳なさそうな顔をして俯いた
M「ごめん…迷惑だよ、ね…?」
「なにが?」
ほんとは知ってる
M「俺の、気持ち…」
知ってたし、
「俺が好きなのは、お前だよ?」
松潤は顔を上げると目を丸くし、口をポカンと開けた
「ははっ、なんだよその顔(笑)」
その顔があまりにも間抜けだったから、思わず吹き出してしまった
M「だって…翔くんは、リーダーのこと…」
戸惑いを隠せず、恐る恐る聞いてくる
「智くんのことは尊敬してるし、好きだよ?メンバーとしてね」
松潤は気が抜けたようにうな垂れた