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小さな物語【気象系BL】
第15章 honey
Aside
それからしばらく和は顔を赤くして俯いていた
そんな和もかわいいと思いながら運転していくと、目的地が見えてきた
和とずっと一緒に行きたかったところ
それは、
N「わ…温泉の匂い…!」
和は少し開いた窓から入ってくる空気の匂いに反応し、窓を全部開けて深呼吸をして、空気をいっぱい吸い込んだ
N「はぁ~っ」
さっきまでの真っ赤な顔からすっかり清々しく自然な和の笑顔に変わっていた
温泉にして良かったと心から思った
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