第14章 サプライズ
Aside
潤がクリスマスイブの夜にふさわしい、豪華な料理をたくさん用意してくれていて、
こうやって特別な日を大切な人と過ごすことができることがとても幸せなことだと実感した
「おいしいよ!」
そう感想を伝える度に潤は少し照れくさそうにしながら小さく「ありがとう」と言った
でも何だか言いたそうな顔をしている気が…
「なにかあった?」
M「え?」
「何か言いたそうだったから…」
すると潤はそっと口を開いた
M「どうして?」
「ん?」
M「どうして雅紀はそんなに鈍いの!?」
「え!?どういうこと?」
M「良い人すぎる!お人好し!鈍感!誰にでも優しくしすぎ!そのうち騙されるよ!?」
えーーーーーーー!?
悪口?どうした?!
「じゅ、潤…?俺、何かしたかな?」
M「あ…!ごめん!!」
そう言って潤は寝室に逃げ込んでしまった