• テキストサイズ

小さな物語【気象系BL】

第13章 I want...



Nside

この状況がどうしても理解出来なかった

さっきまで俺を仲間外れにしてこそこそしてた人たちが、相葉さんの家で俺を出迎えた

「どうなってんの?」

S「まあまあ、とにかく座りなよ」
O「おかえりー」

M「驚かせてごめんな?」

キッチンを振り返ると潤くんが酒のつまみを作ってくれていた

A「最初から5人で飲む予定だったんだ
黙っててごめんね?」

誕生日でもないのに謎のサプライズに戸惑いながら、仲間外れでなかったことにホットした

それから5人でテーブルを囲んだ


すると、相葉さんが

A「そういえばさ、俺が飲みに誘ったとき元気なかったよね?なんかあった?」

なんて聞いてきた

酒が入ってたからか、今日の俺はやけに素直だった

「みんなが…こそこそ、話してたから…」

O「寂しくなっちゃったのか?」

「う…うん…」

S「可愛い!!なんて可愛いんだ!!!」

A「ニノ~」

翔さんと相葉さんは俺に飛びかかってきたけど、それを大野さんと潤くんが引き剥がしてくれた

M「俺らがニノを1人にするわけないだろ?」
O「そうだよ、何年やってきた仲だ?」

「そうだよね…ごめんなさい」

S「謝ることないよ、むしろ不安にさせて俺たちの方が悪かった…ごめんな?」

翔さんが今度は優しく俺を抱きしめた
少し照れくさかったけど、暖かくて落ち着いた


あぁ、勝手に勘違いしてた自分を殴ってやりたい
こんな良いメンバーに出会えてなんて幸せなんだろ…

………………

「ん…?」


何だか翔さんの手つきがおかしい…

そう気付いたときにはもう遅かった


なんだか頭がぼーっとして…



俺は薄れていく意識の中で4人の黒い笑みを見た

/ 341ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp