第11章 夢から覚めても
Mside
翔の気持ちが聞けた
俺が女の人を好きになることは二度とない
俺には一生翔しかいないから
S「じゅん…」
真っ暗の部屋にカーテンの隙間から月の明かりが射し込み、生まれたままの姿の翔を照らす
「きれいだよ…翔」
翔のビー玉のような瞳が俺を映し出した
吸い込まれそうなくらい俺を見つめていた
S「じゅん、ありがとう…俺、じゅんが好き…これからも、ずっと」
「俺も…翔のこと、これからも…永遠に愛してるよ」
S「ん…っ」
おれは翔のピンク色のふっくらした唇を塞いだ
S「んんっ…ぅ…、はぁ…」
翔の片方の胸の先に指で、もう片方を口で弄った
S「あっ…あんっ、んぅ…」
もう、離したくない
翔が俺のこと嫌いにならない限り、
俺は一生翔を愛し続ける