第11章 夢から覚めても
Sside
俺は潤がいてくれればそれで十分幸せ
M「俺も、翔がいてくれるだけで幸せだよ」
別れ話ではなかったことに少しホッとした
「あ、話って…?」
M「あぁ、もう終わったよ
翔が悩んでるところ見てるのつらくてさ、こうやって気持ちが聞けたから良かった」
「潤…」
俺は顔をもう一度潤の胸に埋めた
「ありがとう…大好き…」
すると潤が俺から体を離し、俺の腕を掴んだ
M「今日はたくさん愛し合おう」
俺は恥ずかしくて俯いた
こんな気持ちで潤に抱かれるのはいつぶりだろう
黙ったまま寝室へと連れられた