第11章 夢から覚めても
Sside
N「そんなこと、関係ないじゃないですか」
「え?」
今日はニノと2人で撮影だった
俺は思い切って相談してみた
N「男だとか、そんなこと潤くんには関係ないと思いますよ」
「でも、潤は子どもとかすごく好きだし、結婚したいって…」
N「俺から言うのもどうかと思いますが、これだけは言わせてください
潤くんには翔さんが必要なんです」
俺だって潤が必要だ…
だけど、潤に必要なのはもっと別の……
N「バカなこと考えないでくださいね?」
ニノは俺の考えを読んだかのように言った