• テキストサイズ

小さな物語【気象系BL】

第10章 sweet time



Sside

ニノが雅紀を迎えに来た

2人はいつものように俺に礼を言い帰って行く

玄関が閉まる寸前、雅紀は振り返り俺を見た

パタンと扉が閉まると俺は潤に電話をした

下までニノを送ってきていた潤はすぐに上にあがってきた

「なんでニノのこと連れて来ちゃったの?」

M「ごめんなさい…
ニノ、どうしても相葉さんがいいんだって泣いちゃって…俺、少しだけ気持ちわかるから…」

「まったく…
潤は俺のなに?俺は十分お前に与えてるだろ?それでもまだ不満なの?」

M「ごめんなさい!!やだっ…翔さん、捨てないで…っ、うぅ…」

俺の脚にしがみつき、泣きながら懇願した

潤も雅紀と同じ

俺の言いなり…

雅紀を俺のものにしたいと思った
喧嘩して家に来るタイミングをずっと待っていた

雅紀が来たら潤に連絡して、ニノの気持ちが雅紀から離れるよう仕向けるのが、潤に与えた仕事だった

/ 341ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp