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小さな物語【気象系BL】

第10章 sweet time



Aside

翔ちゃんがそんなに俺のこと想ってくれてるなんて知らなかった

俺のことどう思ってるかわからないような和より翔ちゃんの方が…

「翔ちゃん…」

気づくと俺は翔ちゃんと抱き合っていた

そして、どちらからかわからないキスをした

S「雅紀…」

翔ちゃんが俺のシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外していく

俺の上半身が裸になると、翔ちゃんも自分で服を脱ぎ同じ姿になった

そしてまたキスをした

甘くてとろけるようなキス
翔ちゃんの俺への気持ちが、流し込まれる唾液と共に伝わってくるようだった

S「ニノとするときはどっちが上なの?」

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