第10章 sweet time
Sside
A「ま、待って!!!」
相葉くんの手が俺の顎をぐいっと押し制止する
「うっ…い、痛い…」
A「え、あ!ごめん…」
申しわけなさそうにする相葉くんが可愛かった
「俺、ニノと喧嘩する度に来てくれるのが嬉しかった
頼りにされてるだって思えた
だけどニノのことを思う相葉くんの顔を見てたら、寂しくなって
好きなんだって気付いた」
A「翔ちゃ…」
「相葉くんには笑顔でいてほしいから、ニノと仲直りしていつもの相葉くんに戻って欲しかったから、今までは協力したりしたけど…
別れるかもしれないって聞いたら、俺もう…我慢できないよ…」
俺は相葉くんを抱きしめた
相葉くんも初めは少し戸惑った様子だったけど、
そっと腕を俺の背中に回した