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彼女が□□した日。

第2章 家。


コウくんがヴァンパイアだと言う事を知って、4日くらい経った。くらいじゃないか、4日か。


ヴァンパイアに吸血されたのなんて初めてで、私はコウくんに吸われた後休ませてもらった。
ヴァンパイアにって言うかヴァンパイア以外からも吸われた事なんて無か・・・いや蚊になら吸われたか。

起きたら夕方で。
無神家で夕飯をご馳走になった。


プロ顔負けの料理に軽く感動を覚えたのは記憶に新しい。
話を聞くところによると、料理はいつもルキさんが作ってるんだとか。
機会があったら教えて欲しいくらいだ。
その後車で送ってもらった。リムジンぱねえ。



その翌日、すっかり元気になったコウくんの朝ボを聞いた。
いやあ、良かった良かった。


で、4日経った今日。
私はその無神家にて菜園に案内されていた。

隣にはユーマくん。
長い髪はいつも結んでるのが普通らしく、今日も結んでた。
やっぱ身長高い。




イオ「わー・・・野菜いっぱい・・・」

ユーマ「すげぇだろ、全部俺が育てたんだぜ」

イオ「え、全部?
ユーマくんが?何それ凄い」

ユーマ「だろ?
っし、それじゃ収穫すっか」

イオ「あーい」




目的はユーマくんが育てた野菜の収穫。

コウくんから友達増やそうよって言われちゃった。
まあ、プライベートの友達居ないからなあ。




で、暇なら野菜の収穫手伝えとか言われた。
二つ返事で了承。

コウくんはアイドルの仕事。
ルキさんは何か知らないけど用事。
アズサくんは散歩。
散歩って・・・散歩って・・・!




ユーマ「ミニトマトの採り方とか解るよな?」

イオ「さすがに解るよー。
ぷつってやるんでしょ?」

ユーマ「ぷつって・・・まあ音的にはそうだな。
あんま育ちきってねえのは採んなよな」

イオ「あーい」




大収穫だね、これは。

私はミニトマトを、ユーマくんは他の野菜を収穫する事にした。


手のひらサイズの赤赤としたちっちゃなトマトをプツプツともいでいく。


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