第48章 甘い甘い罠を仕掛けて。
side灰羽
『あ…ああっ…も…やりゃ…』
もう何回イっただろう。
8回までは数えていたけどそれ以降は数えるのをやめた。
美優さんは身体に力が入らないみたいで俺のなすがままになっている。
「っ…美優さん、奥、出すよっ」
『やらぁ…も、やりゃの…』
ぐっと奥まで突き刺せば美優さんは身体をひくひくと震えさせる。
何回も出したはずなのに勃起が止まらない…
未だに美優さんを求めてる。
ずるりと美優さんのナカから肉棒を取り出せば美優さんは力なくベッドに崩れ落ちる。
俺は新たな避妊具を纏わせるとベッドにぐたりと沈み込む美優さんを抱き抱える。
半分意識を失いかけている美優さん。
心の中で謝ると俺は美優さんを抱き抱えたまま秘部に肉棒を突き刺した。
『……ぁ…』
挿入すると声も出ないくらい感じているらしく腟壁がぎゅっと肉棒を包む。
そのまま身体を抱きしめながらゆさゆさと揺らすと、美優さんは小さく喘ぎながら肉棒を離さないようにと締め付ける。
『ぁ……りぇ…』
「美優さん…」
『ぎゅっ…て?』
美優さんの言葉通り身体をぎゅっと抱きしめ突き上げると、小さな悲鳴のような声とともに美優さんは意識を失った。
美優さんを布団に寝かせると、俺は悶々とする身体をどうしようかと頭を抱えることになった。
トイレ…行くか。