第48章 甘い甘い罠を仕掛けて。
どろり…
胎内から愛液が溢れ出す。
ひくんっ、ひくんと入り口がヒクつく。
自分の指だけじゃ足りない…
もっと…ナカを満たしてくれる大きいのが欲しい…
はあ…と熱い息を吐き、いつのまにか瞑っていた目を開き身体を起こすと、目の前にあったのはエメラルドグリーン。
ギラリと光る獅子の瞳。
『リエ…フ』
「俺に気付かないくらい夢中でしたね。」
カッと頬が朱に染まる。
『いつ…から?』
「自分でシ始めたところ…ですかね。」
ってことは最初から…⁈
信じられない…
そんな目で見ていればリエーフは私の目を見つめていった。
『声、かけてくれたら…』
「だって勿体無いじゃないですか。
美優さんのオナニー、見ないなんてもったいない。」
『なっ…あっ…』
「美優さん、自分でシて、気持ちよかった?」
リエーフは私の横に座り、私の喉を猫を甘やかすように撫でる。
『やんっ!リエーフっ…』
「自分で気持ちいい所に指突っ込んでグチャグチャに弄っていっぱい声出して、気持ちよかった?」
リエーフの意地悪な言葉にも私の身体は反応する。
『…気持ち…よかった…』
「俺のと自分の指、どっちの方がいい?」
舌舐めずりしながらリエーフは私に問う。
そんなの決まっている。
『リエーフ…お願い…リエーフのおっきいのでナカ、いっぱい突いて…?いっぱいイかせて…?』
疼く身体が本能をさらけ出していく。
こくり
リエーフの喉仏が動く。
「いいですよ?美優さんがいやだって言ってもやめませんからね?」
そう、言いながらリエーフは口元を弧を描くようにして笑った。