第47章 またまた!大波乱!
その後、着替えてきた母がお腹空いたーってねだるので、母と知らないお兄さん(三浦○平似のイケメン)と私、そしてリエーフで食卓を囲むことに…
『嫌いだったりアレルギーのものってありますか?』
そう、イケメンのお兄さんに聞くと、普通に食卓に出るものならなんでもOKとのこと。
ちなみにお兄さんのリクエストは和食。
少し悩んだ後、ザ・和食!なものを用意することにした。
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『できたよー!』
そう言い、私は作った食事を食卓に並べる。
作ったのは、ブリの照り焼き、肉じゃが、ほうれん草の胡麻和え、きゅうり、わかめ、カニかま、タコの酢の物。
お味噌汁は豆腐、ネギ、わかめ。
それらをみんなの前に置くと、イケメンはびっくりした顔でこちらを見た。
「これ、全部君が?」
『そうですよ?いっぱい食べてくださいね?』
そう言い食事を促すと、お兄さん含むみんながご飯を食べ始めた。
ちなみに母は何度か私のご飯を食べている。
…まあ、美味しいとか絶対言わないけど。
リエーフは…まあ、いつも通りにこにこご飯食べてる。
お兄さんは、ひと口、ふた口、口に運んだかと思いきや、目をきらきら輝かせぱくりぱくりとご飯を口に運ぶ。
「おかわり…大丈夫ですか?」
あっという間に食べきったお兄さんはおかわりを要求。
その様子を見た母はびっくり顔。
「少食なのかと思ってた…」
それを聞いたお兄さんは母を見ながら困り顔で笑う。
「僕、洋食より和食のほうが好きで…
それに、こんな安心するご飯久しぶりだったんですよ。」
『じゃあ、食べたいものタッパーに入れてもっていきますか?肉じゃがとかいっぱい作ってるんで。』
そう言うとお兄さんは目をきらきらさせていいんですか?と私に問う。
その顔がリエーフが、最初に私のご飯を食べてくれた時に似ていて思わずにこり、微笑んだ。