第46章 ショコラの魔法を私にかけて。
目を覚ますと、外は明るい。
顔を洗いに洗面所に行くと、お風呂には昨日の残骸が残っている。
とりあえず浴槽の栓を抜いた後顔を洗う。
そして、落ちていた水着を手洗いしネットに入れると洗濯物の入った洗濯機に放り込みスイッチオン。
その頃にはお湯は抜けているからお風呂掃除をして完了。
まあ、チョコレートの香りがするような気がするけど…
そこはしょうがない。
キッチンに向かい冷蔵庫を覗き、野菜を見ながら献立を考える。
夜が洋風だったから…
炊飯器を確認すれば白米も炊いてある。
じゃあ鮭焼いて、キャベツとちくわの和え物かな?
あとは、きんぴらごぼうにレンコン入れて…
蕪があるからお味噌汁に入れちゃおう。
よし。
作業開始!
ごぼうとレンコンは先に切って酢水にさらしておいて…っと。
蕪の皮を剥いて切って粉末出汁を入れた水に入れて火をかける。
あとは、キャベツを切って茹でて、ちくわと和えて出汁醤油をからめる。
人参を切って、ごぼうとレンコンと一緒に炒めて、醤油、みりん、砂糖、粉末出汁で味付けしたらきんぴらの完成。
お味噌汁も沸騰したから止めてっと…
鮭は焼きたてがいいからリエーフ起きてからで。
やることがなくなり、手持ち無沙汰になってしまった。
さて、少しコーヒー飲みながらゆっくりしようか。
そう考えていると、遠くから洗濯が終了するピーピーという音が聞こえてきた。
洗濯物干しちゃおうか。
そう考えた私は出来上がった洗濯物を取りに脱衣所に向かったのだった。