第5章 初!合宿。
リエーフ達との食事を終え部屋に戻った私は、マネージャのみんなと一緒にお風呂に向かった。
あまり見てはいけないのだろうが、やっぱり周りの子の体型が気になってきょろきょろと視線を彷徨わせる。
みんな身長あるし細いし羨ましい…
脱衣所で服を脱ぐみんなを見ながらため息をついていれば、事件は起こった。
「ちょっと待って!美優さん?」
森然の大滝ちゃんが突然私の名前を呼ぶ。
『な…何?』
ずずいと近寄ってくる大滝ちゃん。
「胸…何カップ?」
『Gカップ…だけど…』
素直に答えるとどこからか手が伸びてくる。
梟谷の雀田ちゃんだ。
後ろからがしっと胸を掴まれれば容赦なく揉まれてしまう。
「なんですかこのおっぱい!ぷるぷるもちもち!手に吸い付いてくるー!」
『きゃぁぁぁぁあぁ!やーめーてー!』
「減るもんじゃないので大丈夫でーす!」
大滝ちゃんと雀田ちゃんに両方から揉まれ、私どうしたらいいかわかんない。
『たーすーけーてー!』
ひとしきり揉んだら満足したのかみんなはすっきりした顔で脱衣所からお風呂に向かったけれど…
私のHPが0になった。
どなたか回復の魔法を…
床にへたり込んだ私に手を伸ばすのは仁花ちゃん。
先ほどの行為を恐れながら見ていた仁花ちゃんが心配そうな顔をしているのを見ながら私はやっとこさ立ち上がりお風呂に歩を進めた。