第43章 寝坊と、コーヒーと、それから。
次に目が覚めたのは日付を軽く越えた頃。
先ほどの行為を思い出し、赤面しながら隣を見ればすうすうと寝息を立てて眠るリエーフ。
ほっぺをつんつん突くけれど起きる気配は…ない。
明日は部活まだ休みだしな…
少々無茶しても大丈夫…かな?
そう考えた私はもぞりと布団に潜る。
目指すはリエーフの下半身。
つんつん突いてみてもピクリとも動かない。
先ほどとは違いふにょふにょとしているソレを手で弄ぶ。
ときたま先の方を舌で舐めたりするとふにょふにょだったそれは少しずつ硬く、大きくなっていく。
口に含んで舐めあげると、ぴくりと肉棒が震えた。
反応があることが嬉しくなり、前にリエーフに教えてもらった気持ち良くなるところを唇や舌で一生懸命刺激する。
肉棒が完全に立ち上がったころ、布団の外から私を呼ぶ声がする。
布団から抜け出れば寝ぼけ眼で私を見るリエーフ。
「…みゆさん…なにしてるの?」
『ん?気持ちいいこと?』
そう言いながら親指の先でリエーフの肉棒の先を刺激すれば身体がひくりと跳ねた。
「ちょっ…美優さんっ…」
『お返し?さっきはやられっぱなしだったし…』
リエーフの動きを封じるように仰向けのリエーフに乗りかかりながら枕元の避妊具を1つ拾う。
ぴりりと袋を開け避妊具を取り出し、着ける。
そしてリエーフの胸に左手を置くと、右手を肉棒に添えゆっくり、ゆっくり腰を落とした。
先ほどの行為で中はまだ濡れているので痛みはない。
息を吐きながら腰を落としていくと、私を見て惚けていたリエーフが私の腰に手を添える。
「じれったい…」
『だめっ!』
ずいとリエーフが腰を動かしながら私の腰をぐっと落とす。
喉から悲鳴のような声が漏れる。
私を落ち着かせるように手を握るとリエーフはクンッと手を引いた。
私はそのままリエーフの胸に倒れ込む。
『わたしがっ…するのっ。』
「美優さんもう動けないじゃないですか…」
背中に添えられたリエーフの手はだんだん下へと伸び双丘の谷間を指でなぞる。
ぞわりぞわりと肌が泡立ち身体の力が抜けた。