• テキストサイズ

あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第42章 ねんまつねんし。〜初詣とその後。〜



ぐるぐる回った後、私達は一旦休憩…と言いながらパン屋さんでパンとドリンクを購入した。
私は最近ハマっているココナッツのパンとマンゴータルト。
あとはコーヒー。


美味しそうなパンが並んでいてなかなか選べなかった私。

リエーフが「美優さんの食べたいやつ選んで?そんで1口あげる。」って言ってくれたので甘えさせてもらった。


ということで、リエーフはチョコレート入りのデニッシュとクロワッサン、抹茶風味のふわふわのパン。そして私からチーズケーキをプレゼント。

あとは、散々ショーケースを覗いて、やめちゃったショートケーキ好きの蛍にもショートケーキをプレゼント。
せっかく東京にきたんだから美味しいもの食べていかないと!

4人掛けの席と2人掛けの席を合体させてみんなで座る。


『蛍、明光さんいつ来るって。』

「今、こっち向かってるみたいですよ。」

『じゃあ準備しなくちゃ。』

そういうと私は余分に貰ってきていた紙袋を広げると自分の買い物袋から次々と様々なものを移し始めた。

ベーグル屋さんのメープルナッツとシナモンレーズンの2種。
あとはメープルがメインのお店のバウムクーヘンと自然派食品のお店のトマトソースとあまおうのジャム。

『ベーグルは新幹線で明光さんと食べて?あと、バウムクーヘンと瓶2つははお土産。ここのバウムクーヘン美味しいんだよ?』

「田舎のお母さんですか…」

『…何その例え…いーじゃない。たくさん頂いたからお返し。蛍のお母さんに渡してよ。』


そういうとずいっと紙袋を蛍の前に差し出す。
蛍は渋々受け取ると、重い…とため息をついた。




/ 617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp