第42章 ねんまつねんし。〜初詣とその後。〜
全員が起きたのは午後1時。
そこから私達は私が冷蔵庫の残りで作った簡単パスタ、具沢山のコンソメスープ、タラモサラダを食べるとショッピングモールに買い物に出かけた。
スポーツショップではお正月価格で安くなっている消耗品をここぞとばかりに買い込む音駒勢と梟谷勢。
途中から蛍とリエーフはサポーターやシューズを見るため別行動。
こちらの買い物が終わる頃には2人も戻ってきた。
他にも服屋を覗いて各自欲しいものを買ったりした。
私も、狙っていたお店の福袋…はなかったので少しだけお安くなっていたスカートとふわふわレースが可愛いトレンチコート、少し厚めの生地のフード付きロングカーディガン、そしてサイドゴアのブーツをGETした。
みんなが少しずつ買い込んでいくので荷物がどんどん増えていく。
赤葦が心配して、「持って帰れますか…?これ。」なんて言ってるけど、自分の分は自分で持っていただければなんとかなるんじゃないかな。
結局4時間かけて隅々まで見回った結果、全員が、買ったものでトータルコーディネートできるんじゃないかってくらい買い込んだ。
プラス、私の家の生活必需品と食料品も買い込んだ。
だからか、帰りはみんなヒーヒー言いながら袋を担いでの帰宅となった。