第42章 ねんまつねんし。〜初詣とその後。〜
カチャッ
遠くでドアが開く音がした。
びくりと大げさに体が跳ねる。
お手洗いに向かおうとしているのか、ペタペタと廊下を歩く音が聞こえる。
息を潜めているとリエーフの手が私の腰に添えられる。
振り返れば唇を舐めながら挑発するように私を見つめるリエーフ。
いつのまにか、少しだけ下げられたスウェットの上部からひょこりと飛び出るリエーフの立ちあがったモノ。
装着された薄い皮膜越しにリエーフの体温が伝わりぴくんと身体が跳ねた。
『や…リエーフ…』
「静かにしないとバレますよ?」
リエーフが腕の力を抜くと私の濡れた秘部は少しずつ、少しずつリエーフの肉棒を飲み込んでいく。
『んっ…だめ…だって…ば……』
「俺、何もしてないですよ?」
『リエーフのいじわる…』
小声で話している間にも私の体は重力に逆らうことなく下へ下へと落ちていく。
大した抵抗もできないまま、私はリエーフの肉棒を根元まで飲み込んだ。
「全部入ったっ…」
『動かっ…ないで…』
これ以上動かれたら声が…
「美優さん、これ以上は俺が無理。」
動くよ。
そうリエーフは呟くと私の身体を揺さぶった。
深いところまで飲み込んだナカは容赦なく快感を駆り立てる。
両手で口を押さえ、声を抑えるが全く役に立たない。
『りえ….ふ…声…』
そう、途切れ途切れに伝えるとリエーフの指が口内に進入し舌を犯す。
廊下のぺたぺたと歩く音はいつのまにか聞こえなくなっていた。
だからなのか、リエーフの律動も少しずつ激しさを増していく。
「美優さん、奥、きもちいっ…」
『りえ….ふっ…もっ…』
目からは涙が溢れ気持ちよさは頂点。
『イっちゃ…』
カチャッ