第42章 ねんまつねんし。〜初詣とその後。〜
4日。
リエーフと触れ合っていない期間。
キスやハグは毎日していたけどここまで濃い触れ合いは久しぶり。
ダメと否定の言葉は出るものの、身体は正直。
触れられたところから熱くなる身体。
リエーフは下着に指先を引っ掛け、下げる。
期待を求めて尖る胸の頂をリエーフは指の先で摘んだ。
『あっ…りえ…ふ…』
「ココ、硬くなってる。」
『だめっ…!』
「美優さん、可愛い。」
ショーツの隙間から少し冷えた指が忍び込む。
『りえ…っ!』
拒もうとリエーフの腕を引こうとするがもう遅い。
つぷりとリエーフの指が愛撫で潤んだ秘部に進入した。
「濡れてる…気持ちいい?美優さん。」
『だめっ……なの…』
どんどん奥に進入する指。
声を塞ぐようにリエーフの指が2本、口の中に押し入った。
「舐めて…?」
舌に絡むように動く指。
甘い。
リエーフの指が甘い気がして私は夢中になって舌を絡めた。
「美優さん、指、気持ちいい。」
気づかないふりをしていたけれど、リエーフのものも硬くなっている。
先ほどからぐりぐりと腰に擦り付けられていたから気づきたくなくても気付かざるをえない。
くちゅり…
水音とともに指を口から引き抜かれると、リエーフは私の唇を潤すように唾液の絡まる指を唇に這わせていく。
「美優さん、挿れて…いい?」
甘く掠れた声で囁くものだからそれだけで気持ちが高ぶる。
『1回…だけだからね?』
なけなしの理性でそれだけ言うと、私は首だけで後ろにいるリエーフの方を振り返りリエーフの唇をぺろりと舐めた。
「お尻、浮かせて?」
そう、ぽそりと呟かれお尻を浮かせると下着が足を抜けていった。