• テキストサイズ

あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第28章 音駒高校文化祭2日目!



時間になると私は午後からの子達とメイド業を変わる。
私はそのままロッカーに着替えに行こうとしたら、委員長に呼び止められた。

「はい、これで宣伝。よろしく?」

『委員長…まじか…』

渡されたのはプラカード。

【3-5 執事&メイド喫茶 】
そして美味しそうなスイーツのイラスト。

「休憩中も気を抜かない。」

『…はぁい。』

ということで、私はメイドのまま学校内を移動。リエーフを教室までお迎えに向かっている。1年の教室にいくため階段を登っていると後ろからボソボソと声が聞こえてくる。
振り返ればチャラそうな他校の男子が階段の下からこちらを見ていた。
目があったかと思いきやその男子達は私に近づいてきた。

「ねーねーおねーさん。エロかわいいねー。」

「何?メイドさん?俺にもご奉仕してよ。」

「下のご奉仕お願いしてー。」

『すいません…人を待たせてますので…』

そう言いかわそうとするが手首を掴まれまた3人の前に立たされる。

「何それ酷くない?俺たち客なんだけど。」

「エロい格好してんだから奉仕くらいしろよ。」

「俺の息子ご奉仕待ちー!」

3人がギャハハと笑う。
うざったい。耳障り。

『用事がないのであれば失礼します。』

腕を振り払い逃げようとするけど、なおも捕まえられ今度は1人に羽交い締めにされる。

『やめてください。』

「何?聞こえませーん。」

『やめろって言ってんでしょ!クソガキ‼︎』

私の足は正面にいたモブ野郎の中の1人の股間にクリーンヒットした。1人が撃沈する中もう1人が逆上する。

「っんのクソアマぁ!いい気になりやがって!」

パンと渇いた音。頬を叩かれたらしい。

「おい!このアマ、離すんじゃねえぞ‼︎」

そういうと、目の前の男は私のメイド服の上から胸を揉みしだき始めた。
何してんだか…

「うっひょーやわらけー!」

「俺も俺も!」

性欲の塊。
冷めた目でその行為の一部始終を見守る。
ここで声を張り上げても校舎の端の方の階段を使ってしまったから一通りが少ないからすぐに助けがくることはないだろう。また逆上されたら一貫の終わりだ。
誰か来ないかな。触られんの気持ち悪…

「美優さん⁈」

思った以上に早めに助けが来たようだ。


/ 617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp