• テキストサイズ

あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第28章 音駒高校文化祭2日目!



午前10時。
「それでは、音駒高校文化祭、一般公開ただいまからスタートします!」

スピーカーから響く声。そして学校内から広がる歓喜の声と拍手。

私の最後の文化祭が始まった。

私とクロ、やっくんと千景は教室前で客引きを行う。そんな中、隣にいたクロがスマホを見ると、私に話しかけてきた。

「おい、美優。」
『何よ、クロ』
「木兎と赤葦、今からくるって。」
『…は?』
「合宿の時に話したじゃん?そしたら来るって。」

嘘…
クロはにやりと笑いながら私に自分のスマホの画面を見せた。
そっか、私昨日忙しいからって通知切ってたんだっけ…
クロのスマホの画面を見ていると新着メッセージが入った。それを見れば、私の知っているミミズクヘッドのアイコンとメッセージ。

木兎:ついた!どこ?

『着いたみたいよ…?』

私はクロにスマホを返す。それと同時にあの、騒がしい声が遠くから聞こえてきた。

逃げたい…
/ 617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp