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あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第27章 音駒高校文化祭1日目!



今日の日程が終わり教室に戻ると案の定みんなにからかわれた。こうなると思ってたんだよなぁ…
その後、昼食の時間に狼スタイルのままでリエーフがくるもんだから余計にからかわれるし…リエーフはにこやかにはひふトリオと談笑して私の方に帰ってきた。

「みーゆさん!」
『はいはい。ご飯食べよ?ってその服って借り物?』
「いーえ。自前です。こういうの好きなんですけどあんまり着る機会なくて…こういう時じゃないと着れないから…ね?』

私はリエーフにお弁当を渡すとぺたりと床に座り込んだ。机は授業がなくなった昨日から移動させているから私達を含むみんな、床に座り込んでご飯を食べている。

お昼の分のお弁当を開けると、ちょっと手抜き…オムライスに唐揚げ、ポテトサラダのお弁当が顔を出す。

『お弁当、手抜きでごめんね?』

と呟くと、不思議そうに首をかしげるリエーフ。

「朝も昼もお弁当作ってもらえるだけで嬉しいのに。」

唐揚げをぱくりと頬張り幸せそうなリエーフ。この顔が見たくて朝早くても頑張ってるんだよなぁ。

「明日はお弁当大丈夫ですからね?」

明日、文化祭で学校あるのにいらないの?なんて首をかしげるとリエーフは苦笑して、私の頭を撫でる。

「明日は他のクラスの模擬店も出るらしいですよ?一緒に回りましょう?」

校内デートですよ?なんて笑うリエーフ。
デート…最近デートしてなかったなぁ…
そのためには、文化祭の準備しっかりしなきゃな…と、改めて気を引き締めた。

この後もお菓子作り頑張ろう!
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