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あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第21章 まだまだ夏休みは終わらない!〜第3体育館組、集合〜


お化け屋敷を出ると、復活した木兎とリエーフが合流していた。

「美優、ツッキーおっせーぞ!」
「美優さん!次いきましょー!」

そう言われるとリエーフに腕を引っ張られ、みんなが動き出す。閉園時間の5時を回る頃にはかなりの乗り物に乗ってみんな…いや、木兎以外はヘロヘロだった。
駅に向かい、電車に乗り10分強、最寄駅に着くととりあえず私の家に向かう。家に来たことのないリエーフ以外のみんなは外観にびっくりしている。

「まじで泊まっていいのか…?」
『悪かったら断るっての。両親には伝えてあるから気にせずくつろいで?』
「はい…」

部屋についてもみんなびっくりし通し。
とりあえず荷物を置いてもらって緊急会議。円になり座ってもらった。

『みんな何食べたい?』
「肉」
「魚」
「菜の花の辛子和え」
「ショートケーキ」
「おいなりさん!」
『それ好きなものだよね。蛍に関してはデザートだし。』

リエーフのおいなりさんは明日に回すとして…

『赤葦…ほうれん草じゃダメ?』
「まぁ食べれればいいなくらいの要望なんで…」

…となると肉と魚…かぁ。

『冷蔵庫の中のもの下ごしらえしたら買い物行きたいんだけど…荷物持ちに数人来てほしいな。』

そうみんなに言うと、クロは部活のノリで「1年でよくね?」と言い出した。2人とも別にいいですよって了承してくれたので2人を連れて買い出しに行くことが決定した。

『買ってきて欲しいものあったら紙にでも書き出しておいて?じゃあお風呂の準備もしていくね。』

とりあえず私は最初に時間がかかるものを仕上げ、お風呂を準備。準備し終えれば鞄を持ちみんなに声をかける。

『買い物行くよー。他のみんなはお風呂はいってていーよ?』
「「「おー!」」」
『くれぐれも余計なことしないでね?』
「ちゃんと見てます…」
『赤葦よろしく。買ってくるのってこの紙に書いてるのでOK?』
「おう!」

私が振り返れば、エコバッグを持ったリエーフが早く行こうと言わんばかりに靴を履き待っている。

「じゃあいきましょー!」
『行ってきまーす。』

家に残る3人に声をかけると私たちは再び外へと向かった。
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