第5章 マネージャー
黄瀬君は、そっと微笑んで返して、ちゅっちゅっと音をたてる様に、舐め始めた。
「あっ!...んっ、ふっ...」
「このピンクのチクビ、ビンビンっスよ?」
あーもう、なんでそんな恥ずかしいこと言うかなぁ...。
片方の乳首を舐めて、もう片方は指で挟まれて、クリクリとされる。
全然痛くない。
すごく気持ちいい。
黄瀬君に胸を愛撫されて、ジッとしてられないくらい、下半身が疼く。
耐えられなくなって、内腿を擦り合わせて、もじもじすると、黄瀬君がそれに気付いた様に、太腿に手を這わせる。
びっくりして、彼の手を太腿で挟んでしまった。
「あ、ごめんなさっ...んっ」
「ん?いいっスよ、大丈夫。力抜いて?」
胸を舐められたままで、しゃべる声に、喘ぎ声が交ざる。
言われた通り、力を抜いて、これからくるであろう、快感に備える。
サワ、サワ...。
触ってもらえると思ってたのに、太腿をもどかしく撫でるだけで、その手は、なかなかその上までは来てくれない。
最初から昂ってたものが、私の羞恥を忘れさせる。
黄瀬君に触って欲しい...。
「い、じわる...」
「なんで?オレ、なんもイジワルなことしてないっスよ?...触って欲しかったら、ちゃんと言って」
黄瀬君って、いつもは優しいのに、どうしてこういう時、意地悪なの?
わかってるのに、そんな風に言って...。
顔だって、ワルい顔。
「もう、黄瀬君、ホントにイジワル...。触っ、て...?」
「ん?ドコをスか?」
「なっ!?もう...黄瀬君のばかぁ...」
「はははっ!ごめんね、イジワル言って」
ゆっくりとスカートの中に入ってくる、彼の手の温度が気持ちいい。