第6章 欲情スイッチ R18
ほら、やっぱり。
はずかしそうなのは変わらない。
けど、物欲しそうな顔…
「夏乃は何がほしい?」
『けー…くん』
「僕の….なに?』
夏乃さんは身体を起こすと僕の方に手を伸ばす。
僕の雄に触れると、上目遣いで「これ…ほしい…」とつぶやいた。
いつもならそれでもいい。
でも今日は、もう一声ほしい。
「これ…って何?夏乃。」
『けーくん…今日いじわる…
けーくんのおっきいの…欲しい…』
上手に言えたご褒美に頭を撫でてあげると僕の手に擦り寄る。
僕は夏乃さんのベッドのサイドボードを開き、避妊具を取り出すと手早く自身に装着した。
「じゃあせっかく起きたんだしこのまま挿れてみましょうか?」
夏乃さんの細い腰を掴むと僕に近づけ、真下から夏乃さんに突き刺した。
イかせていなかったのもあって今の刺激が限界を超えたみたいだ。
きつく中が締めあげられる。
持って行かれそうになるのを必死に堪える。
「挿れただけでイッたの?夏乃さんやらしっ….」
正直、冗談でも言ってないと持ってかれそうだ。
少しずつ夏乃さんの身体の力が抜けていく。
それを見計らって僕は律動を開始した。
いつも以上に滑るナカ。
うねる肉壁。
夏乃さんの細い腰を持ち、イイ所を突き上げると夏乃さんの背中が反り返る。
口からは抑えきれない喘ぎ声が漏れ、閉じることのない口からは唾液が伝う。
解けた長い髪の毛が流れるように動く。
「夏乃さん…気持ちいい?」
『けいっ…けいっ…あたまおかしくなるぅ…』
目からは涙を溢れさせて喘ぐ夏乃さんが煽情的で
もっと乱れさせたくて
でも快感には抗えなくて
最奥を穿つと夏乃さんは甲高い声をあげ身体を痙攣させる。
締め付けがきつくなり僕も膜内に欲を吐き出した。