第6章 欲情スイッチ R18
自身をナカから引き抜くと、支えがなくなった夏乃さんの体は僕の胸にもたれる。
「大丈夫…『じゃない…』
そういえば風呂でも1回したんだっけ…
「ごめん…無理させすぎました。」
胸にもたれる夏乃さんを抱きしめると夏乃さんの小さな声が聞こえた。
『名前…呼ぶのずるい…』
狙ってやったことだけに少しだけ罪悪感が湧くが、珍しくいつも以上に乱れた夏乃さんが見れたからよしとしよう。
「夏乃さんってたまにものすごく積極的だよね…」
『…しらない…』
夏乃さんはベッドの端に丸まった布団を引っ張ると頭から包まる。
「夏乃さん、機嫌直してください…」
夏乃さんの頭を布団の上からなでる。
布団の中で身じろぎを始めた夏乃さん。
体勢を変えるだけにしては何かおかしい。
すると、さっき使った避妊具が自身から外れる感覚。
それと、自身に暖かい何かが這うような感覚。
「っ…夏乃さん?」
布団を外すと、僕の肉棒に舌を這わせる夏乃さんと目があった。
『…仕返し』
こんな仕返しだったら何回でもどうぞ。
僕はそっと夏乃さんの頭を撫でながら視界を空中に漂わせる。
ふと見えた時刻はAM1時。
今日の夜は
まだまだ長い。
end