第3章 夢の終わりと始まり。
『つっかれたねー!』
「以外と1日で回るのはしんどいですね…」
お城の前にある手すりに寄りかかり休憩をする。
『でも楽しかったね?』
暮れ始めた夕日を見ながらつぶやく。
「そろそろかな…」
蛍君はそう呟くと、「ここで待っててくださいね?」と言い、お城の下の通路に入っていった。
もしかしてさっきの「長いトイレ」と関係あるのかな?なんて思っていたら何か袋を持って帰ってきた。
「下、行きませんか?」
そういい、私を下の広場まで連れてきた。
そろそろ私も気になるぞ?
何が起こるんだ?