第3章 夢の終わりと始まり。
ということでやってきました。
in夢の国!
あのあと不貞腐れた私の機嫌をなんとか取ろうとした蛍君に私はこんな案を提示した。
・夢の国でデートしたい。
・たまにはアトラクションとか乗ってはしゃぎたい。
・お揃いで耳付きカチューシャつけたい。
最後の案に少し嫌そうな顔をしていた蛍君だったが、しぶしぶOKを出してくれた。
ってことで、私の仕事が空いているタイミングと、蛍君の自由登校のタイミングを見計らってきちゃいました。
駅のロッカーに旅行用の鞄を預け、さあ出発!
入り口を入るとそこはもう夢の国!
私は蛍君を連れてあるお店に向かった。
『こういうところはとことん楽しまなくちゃ。』
「嫌な予感しかしないんだケド…」