第2章 報告〜第3体育館の場合〜
「おそくなりました…って木兎さんまだ来てないんですね?」
『京治久しぶり!』
私の隣の蛍君は京治に会釈をする。
黒尾「あいつらは…時間ぴったりに終わるような職業でもねーしなー。
赤葦何飲む?」
赤葦「じゃあ黒尾さんのお勧めで。黒尾さん、軽食って作れますか?レポートしてたら食事食べ損ねて…」
黒尾「パスタとかでもいいか?」
『私手伝おっか?』
黒尾「大丈夫だよ。夏乃さんお客様なんだし。座ってろって。」
そう言いながら鉄郎は手際よく軽食を作っていく。
それを横に見ながら私達は近況を報告し始めた。