第4章 *まさかの…再会!*
火神「おい。出来たぞー」
火神がおにぎりを持ってリビングに入ってくる…
入った瞬間…
火神「!?おい!何泣いてんだよ?」
火神がすっげぇビックリした顔してる……え?
…私、泣いて…る。気づかなかった。それより…
『この写真…』
火神「どうしたんだ?昔撮った写真…」
『何も言わずにアメリカ行ったバカが…』((ボソッ
火神「…え?」
『いや…何でもない。昔よりは強くなったのかなぁ、ってな!』((ニヤッ
火神「ん?昔って…会った事あるか?」
『これ見ろ、これ!タイガのバカ!覚えてないとは、言わせん』
写真を突き出す。
火神「(もしかして)…名前何だっけ?」
『。。ちゃんと覚えといてくれなかったんだ…タイガ?』
火神はビックリした…いや、信じられないって
顔だ。
火神「…なんだな。本当に…」
『…ま、イイや。おにぎり食べるよ?…いただきます!』
私が火神の顔を盗み見ると、まだ信じられないって顔してたから…
泣き止んだし、笑っちゃった。
『ご馳走様でした…明日の朝練、絶対来いよ?昔よりは強くなってる事を祈る。』
火神「当たり前だろ?まだ、信じらんねーけど。。またよろしくな。」
『当たり前っ!おやすみなさい』
そう言って、私の高校生活の初日は終わった。