第1章 兵長の愛し方
エレンside
エ「う、うわぁ!!」
俺は目が覚めた。
エ「なんだ……今の夢……」
俺は誰かに首を締められている夢を見た。
夢のはずだが……凄く苦しい……
とりあえず、俺は顔を洗いに行こうと部屋を出た。
うぅ……頭痛てぇ……
ハ「やぁ、エレン!今日は早いね!」
エ「ちょっと目が覚めちゃって……それよりハンジさんも早いですね……」
ハ「私は徹夜だから(笑)」
あ……なるほど……だから髪もボサボサなんだ……
ハ「あれ?エレン?その首元……どうしたの?」
エ「え?」
鏡を見ると、首元には赤い手の跡があった。
エ「これ……なんだ?」
昨日の夢を思い出した。
気味悪ぃ……
リ「エレン」
ビックゥ!
エ「はひっ!?」
また、兵長だ……わざとやってるみたいだ。
エ「おはようございます……」
リ「あぁ、おはよう……」
エ「凄いクマですね」
リ「……」
兵長はその後何も話さなかった。