第1章 兵長の愛し方
エレンside
兵長は医務室から出ていこうとして、ドアの前で立ち止まった。
リ「エレン……お前、好きな奴とかいるのか?」
エ「え?好きな……います……たぶん……////」
この会話……
もしかして、正夢に!?
まだ心の準備がぁぁぁ!
リ「たぶんか……曖昧だな……俺ははっきり言えるぞ。」
やっ……やっぱりぃぃぃ!?
兵長は夢と全く同じ行動をとった。
けど……
リ「俺は……いる……だが、誰かは秘密だ……」
……セリフが違う……
エ「そうなんですね!やっぱり兵長も恋とかするんですね!」
俺な訳ねぇよな!
馬鹿だ俺……
リ「……知りたいのか?」
エ「え?!いえいえ!そんな……」
リ「耳が赤くなった。……嘘だな……教えてやるよ……」
本当に?
気になる……
リ「俺が好きな奴は……」
エ「う、わぁぁぁぁ!大丈夫です!そんな!////」
あっぶねぇ!聞いてしまうとこだった!
兵長の顔は少し怒っているように見えた。
リ「……そうか……」
そして、黙って出て行った……