第3章 第二話 赤いあの子
カ「そんなに落ち込むな莉緒。
そうだ。今日家に来るか?」
「えっ…いいの?でも悪いよ。」
カ「そんなこと無いぞ。きっとブラザー達も莉緒の事大歓迎してくれるさ。」
「じっ、じゃあ…お言葉に甘えて…」
いいなぁ…カラ松くんの家に入れるなんて。どうしてあの子だけなんだろう。どうして
うちは…っ。
あ、いけない。ついて行かないと。
そうして歩く事数分。
立派で古そうな家の前に来た。
表札には松と書いてある。
家の中に入られちゃったら
覗けないんだよねー。どうしよう。
しょうがない今日は諦めよう。
そしてうちは大人しく家に帰った。