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カラ松くんの為なら出来るよね?

第2章 第一話 好きなのに


「愛菜ー。」
ふと名前を呼ばれて振り返れば
「理沙!」
クラスメイトの理沙がいた。
「愛菜一緒に帰ろうー。」

「うん。いいよ。」

理沙とはよく一緒に帰るのだが
今回は珍しく
理沙が少し寄り道しない?と言ってきたので近所の公園で話すことになった。

まぁ話す事と言えば一つなんだけどね。

「本当あの女最近クラスが同じになったからってカラ松くんにベタベタしやがって…」

理沙は最近カラ松くん関連の愚痴がとても多いのだ。きっとカラ松くんが好きなんだろう。

まぁうちもカラ松くんの事が好きなんだけどね。

だからうちも一緒になって愚痴る。

「わかるーカラ松くんは皆の物なのに独り占めしようとするなんて」

それからあのブスとか性悪女とか
そんな言葉がうちらの間に飛び交った。

だがその時。

遠くに見覚えのある人が見えた。
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