第1章 プロローグ
「カラ松くん!一緒に帰ろう!」
「えーいいなぁうちも一緒に帰る」
カ「いや…今日は莉緒と帰る予定があるんだ。すまない」
「えー最近カラ松くん莉緒とずっと一緒に帰ってるじゃん!」
「そうだよ!うちらとも帰ろうよ」
カ「あ、もぅ行かないと…じゃあな
カラ松ガール達」
「あー待ってカラ松くーんっ」
莉緒?あぁ、莉緒ってカラ松くんと同じクラスの可愛い子か。
ギリッギリギリ
歯軋りの音が鳴る程
歯を噛み合せた。
ギュゥゥッ
掌が痛くなるほど拳を握った。
カラ松くんの事はうちが一番
好きなのに。
ベタベタとまとわり付きやがって
許さない。