【R18 ハイキュー!!】幼なじみ 及川徹との場合
第2章 幼なじみがコイビトに変わる時
フルフルと首を振る。
「いいから、こっち見て」
有無を言わさぬ口調。
きつく閉じていた目をゆっくり開けると、私を見下ろす徹が視界に入る。
やっぱりかっこいい。
美貌。
シャープなラインの頬が汗に濡れて、上気してる。
整った眉が甘く曇ってる。
形の良い唇の合間から熱い息が出入りしてる。
色っぽい。
女の人を抱くとき、徹ってこんな顔するんだ……
そんな情欲に潤んだ目で見るんだ……
「見惚れるぐらい、いい男だろ」
かすかに笑んだ顔もかっこいい。
「誰、が……」
「俺」
荒い息しながら、当然のように答える徹は、でもやっぱりかっこいい。
「バ、カ……」
「ホントのことだろ。このいい男が、おまえの男だ。よく見とけ。それからよく覚えとけ。岩ちゃんじゃない。俺がおまえの男だから」
とろけるように甘い声。
でも、拒否を許さない獰猛な声。
徹がゆっくり動き出す。
2人がつながってるアソコからちゅく、ちゅく、と淫猥な音が聞こえてくる。
「あっ、あ、あっ……」
「気持ち、いいだろ」
「んんっ、あんっ……」
存分に揺さぶられ、理性を失った今、素直に頷くしかない。
つながった場所が、熱く蕩けてる。
「たまんね……」
徹が熱っぽい吐息を落とす。
徹の顔、赤い。
何かをガマンするように寄せられた眉。
荒い吐息。滴る汗。
徹も、感じてるの……?
ふいに胸が熱くなる。
火照った身体より、心が熱い。
やっぱり私、徹が好きなんだ……
「もうだれかと付き合うとか言うなよ。俺から離れるなよ」
言うなり、徹の腰が激しく動き出す。
「あ、あ、あんっ、ああ……」
突き上げられるたびに、気持ちいいところを擦られて、悲鳴が止まらない。
「とお、る……」
限界を訴える代わりに名前を呼ぶと、唇を乱暴に塞がれる。
「ん、んんっ……」
口腔を犯されながら、徹の指にクリトリスをキュッ、キュッ、と何度も摘まんでは嬲られて、
「んんんんんっ!」
強烈な快感に全身が震えると、
「バカ、そんな締め付けるなっ……っ!」
最後にぎゅっと突き上げられて、徹がイったのがわかった。
ビクビクと徹の大きな身体が震えてる。
でも、キスはやめてくれない。
口うつしで想いを交換してるみたい……
徹は深く重ねた唇をなかなか離してくれなかった。