【R18 ハイキュー!!】幼なじみ 及川徹との場合
第2章 幼なじみがコイビトに変わる時
徹は私の腕を強くつかむと、自分の家へと入っていこうとする。
「ちょっと、どこ行くの? 何するの?」
「……」
引っ張られながら2階の徹の部屋に入る。
またすごい力で腕を引っ張られたと思ったら、ベッドに放り投げられた。
「ちょっとっ、なにっ……?」
怖い。
ベッドの横に立った徹に、起き上がろうとした肩を押し戻される。
私を睨みつける視線が鋭くて、怖い。
「おまえ、ほんと何なの?」
「なにって……」
なんか徹、怒ってる?
黙って見上げると、徹の眉間の皺がもっと深くなる。
「そうやって何にもわからない顔してたら許されるって思ってるなら大間違いだから」
言うなり、私のシャツのボタンをはずし始める。
「っ、何すんの!」
大きな掌が胸に触れる。
「触ってる」
「なんで触っ……ぁっ……」
指先で乳首を摘ままれて、言葉が続かない。
「この状況でまだわからないって、ホント天然だよね、おまえ……セックスするからに決まってんじゃん」
「……っ!」
なにいきなり言ってるの……?
「逃げようとしたってムダだから。鈍感なヤツに拒否権ないし」
徹の両手が下着の上から私の体を撫でまわす。
「心配しなくていいよ、俺、優しいから。ドロドロになるまで感じまくって、あんあん声出してよがるまで可愛がってあげる」
端正な顔で口にした卑猥な言葉に、ようやく頭が回りだす。
「や、徹、急になに、やめてってば」
慌てて身体を起こそうとすると、馬乗りになった徹に簡単に押さえつけられる。
「待って、いや、徹、落ち着いてって!」
「おまえに拒否権ないって言ったじゃん」
不機嫌に言い捨てた徹に肩をガブリと噛まれる。
「っ、痛っ……!」
「小さい頃からおまえっていっつもそうだよね……俺のこと振り回すだけ振り回して自分は知らん顔でさ」
「……?」