第28章 Blue in Blue....
「いいじゃん!
いつも一緒にいるんだから、たまには...
ほら、お前は、あっち行け!
しっしっ///」
ニノが犬を追い払うように智を挑発する。
「何だよ!翔ちゃんは俺と座りたいの!
お前がどけ///」
...あ~もう!!
俺がどっかの席に移動したい...(-_-#)
「俺、ここに居てもいいよね~❤」
「...別に..いいけど..」
...いや、ダメだよ、って言えないでしょ~?
それ分かってて、ニノも言ってんだよね(^^;
「ほ~らみろ!あっち行け!」
...あっ、やべ、智の顔が...
「じゃあさ、後ろ行って、3人で座る..」
「いい!!分かった!!
お前がそう言うなら、俺だって...」
智は、ニヤリと笑うと、
帽子を顔に乗せ、寝の態勢に入っていた
松潤の横に...
「松潤~♪隣座っていい?」
...なんだよ~//甘えた声出してるし///
「えっ..なんでよ...
いっぱい空いてるじゃん..」
「松潤の横に座りたいの!
...ドラマの方、どうよ~?」
そう言いながら、
松潤の横にくっついて座る智。
これ見よがしに、凭れかかってるけどさ...
「ちょっと!松潤は夕べ遅くまで
撮影だったの!疲れてるんだから、
側行くなよ!!
俺に当てつけんなら、雅紀んとこにしろよ!」
「ちょっと!ニノ~///
俺だって昨日ロケで、疲れてるんだよ!!
松潤ばっか、贔屓すんなよ!!」
後ろで一人、笑いながらジャンプ読んでたくせに、相葉くんもちゃっかり参戦してる。
ああああ~っ!!もう!煩い!!
何やってんだよ!!
.........
しばしの休息時間のはずが、
大騒ぎの俺たち5人を乗せ、
ロケバスは那覇から
1時間ちょっと離れたビーチに向かった。