第28章 Blue in Blue....
松潤の方にも、ニノから
LINEがあったらしい。
「翔くんとニノが来るって...
いいよね?」
「う~ん...いいけど...」
歯切れの悪い俺の気持ちを察して、
「後、1時間はかかるみたいだから、
その前にさ、リーダーのお悩み...聞くよ~」
「あっ...うん...」
「何々??どーした?
翔ちゃんが変態プレイばっかりして、
ヤダ..とか...」
「ちっ、ちげーわ///」
俺は、思い切って、
心配事を松潤に話してみようと思った。
「あのさ~、明日ね、
翔ちゃん家に行くんだ..」
「お~!!いよいよ、櫻井家と対面だ!」
「それなんだよ...松潤、
翔ちゃん家によく行ってたんでしょ?
お父さんって、どうなんかな~..と
思って...」
俺は一番の心配事を松潤に聞いてみた。
回りくどいことしてたら、
ニノと翔ちゃんが来ちゃうから///
「翔ちゃんのお父さんってさ、
硬い仕事に割には、砕けてるよ~...
翔ちゃんがこの世界に入るの
反対してたって、世間一般で言われてるから、
頑固親父的な、印象かもしれないけど...
お母さんも、面白いし...
お母さんは、
リーダーも良く知ってるじゃん!」
「まあ、知ってると言えば知ってるけど...
ニノや松潤ほどは、知らないし...」
煮え切らない後ろ向きな俺に、
松潤は喝を入れるように
背中をバシッと叩いた。
「大丈夫!翔ちゃんが着いてるじゃん!
心配しないで...
いつものリーダーでいればいいんだよ!」
......いつもの俺..ってさ...