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Blue【気象系BL】

第28章 Blue in Blue....


翔ちゃんは俺と手を繋ぎながら、

前を見ている。
↑当たり前だ!運転中なんだから//


「今度増田と飲みに行くときは、
俺のことも誘ってよ」

100歩譲って、下手に出てみたけど、

「だって、約束しなくても、
あいつ、いるんだぜ!無理だよ~」


......そう言ってたな///
くっそ~///あいつめ...

いくら翔ちゃんが、カッコよくって、
優しくって、運動神経が今一つで、
頭がよくって、
でもちょっと抜けてて、
↑ちょいちょい悪口ぶっ混んでるよね?


もう、櫻井翔は渡せないからね!

あいつにそー言ってやれないのが、
ツラいといえば、辛い。

『ストーカーなんかすんな!』
って、増田に言ってやりたいよ...



「あっ、そんな事より。
もっと、大事なこと忘れるとこだったよ」


そう言いながら、
忘れるなんてあり得ない内容の話を
俺に聞かせた。


「明後日の日曜日、空いてるよね~?」

「翔ちゃんがそう言うなら、
空いてるでしょ!」

何しろ俺よりも、俺の...というか、
メンバー全員のスケジュール
把握してるから///


「まあ...智オフなの!
で、その日さ、俺んち行くから...」

...はて??俺んちって、
どこの俺ん家のことかな?

2人の愛の巣❤のことかな??


「親父が智に会いたいって言うから...」


.........親父??


.........


「え───っ!!俺ん家って、
翔ちゃん家なの~//////」

「...だから、そう言ったじゃん...」


翔ちゃんは、そう笑ったけど...


...どうしよう~///

一気に緊張だよ!



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