第28章 Blue in Blue....
【櫻井side】
『お疲れ様でしたぁ!』
収録後の楽屋。
それぞれが、帰り支度をしている。
「ニノ~、俺今日車だよ~♪」
「じゃあ、乗ってってやる!
潤くんは?今日、飲みだっけ?」
「そっ!帰りは遅くなるから...
そっち、行かないと思う」
.....3人は、今夜の予定を、
確認し合ってるらしい。
相変わらず、仲良しみたいで、
微笑ましい...
「翔ちゃん♪行こーよ!」
もちろん、俺たちだって仲良しだよ。
.....さあ、帰りますかね♪
『お疲れした~!』
「翔さん、リーダー、またね~」
↑相葉くんは明日も千葉でロケらしい
「リーダー、じゃあ、明日!」
↑松潤と仕事の智
「明日スタジオで~♪翔さん」
↑俺はニノと仕事
いつもの俺たちの時間だ。
智と今日の収録について話ながら、
局の廊下を歩く。
「クリフクライム、安定の面白さだったね」
「あれはさ~、増田が
もうひとりで終わるかと思って油断したよ!」
笑いながら肩を並べて歩いていると、
「翔くん!」
誰かが俺を呼び止めた。
「おー!増田~。今日はありがとね♪」
今日のゲストに来てくれた増田が、
ニコニコしながら、立っていた。
「もう帰るんですね?
今、楽屋にお礼に行こうと思ってたのに」
「いいよ!ありがとね。また来てよ!」
「増田、いい味出してたね!」
智も後輩を労った。
「はい、ありがとうございます!
翔くん。またご飯いきましょうね♪」
「おー///そーだな、また今度♪」
俺たちは、増田とはそこで別れた。