第27章 愛しき日々よ
黒い袋から出てきたのは...
皮の....
何だよ、これ?
一見下着ってよりは、水着みたいなそれを、
俺は裸になって、着てみることに...
ビキニみたいだと思った上は、
着てみると、
両乳首は丸出しで、
その下から紐でヘソの上まで、
編むようになっていて....
意味ないじゃんよ、これ(*_*;
そして、もっと意味がないのは、
下だよ///
ほぼ紐!っていうくらいの、
その作りは、
辛うじて、袋は仕舞えるけど、
アレが、
全くさ....出たまんま/////
やだよー///こんなの(-_-#)
脱ごうとしたら、
寝室のドアが開いて、お風呂上がりの
翔ちゃんが....
「あっ///」
俺は慌てて布団の中に飛び込んだ!
見られたくないもん(//∇//)
「あ~気持ちよかった!
.....つーか、智、何やってんの?」
布団から顔だけ出してる
カメみたいな俺に、
普通の顔して、翔ちゃんは言った。
.....こんなもん、着るように
言ったくせに////
カメの俺に、近付く悪魔は、
少しうすら笑ってる...
確信犯だ///
俺がどんなカッコして、
何で隠れてるのか、分かってて、
....そんで、その余裕の笑顔//
「出てこいよ、布団から~」
「やだ!!」
「出てこいって♪」
「絶対にやだ///あっ..」
無情にも、彼が大事なお布団を
剥ぎ取るから、
カエルの干物みたいな俺が、
カメと一緒に、
もろ出しに...((((;゜Д゜)))
「.....ひゅ~♪いーじゃん♪
立ってみせてよ❤」
「ダメだよ....だって、
変だもん///これ...」
「いいから!早く!!!」
仕方なく、俺はのろのろと、
ベッドから、立ち上がった。